年間行事

享保飢饉供養法要

【4月】
江戸時代中期の享保17・18年(1732・33年)、イナゴ・長雨・疫病による享保飢饉で旧京都郡内(現 行橋市延永・稗田・椿市、みやこ町勝山、苅田町)において6,050人もの方々が亡くなりました。その際、当寺の住職がお粥を振る舞い、また亡くなられた方には一人ひとりに読経による御供養をしたそうです。
現在も亡くなられた方々の御名前・御戒名を記した過去帳と供養塔がまつられており、みなさまの御参詣と御支援により約300年にわたる供養法要が続けられています。法要では法話と黄檗宗の読経による飢饉餓死者・御先祖供養、塔婆供養を行います。

施餓鬼法要

【8月8日】
施餓鬼とは一切の迷える魂に食物と仏法の安らぎを施し、自他ともに悟りに到ろうという法要です。全ての生き物・自然に感謝し、御参詣いただきました皆様の御先祖様や享保飢饉の餓死者・有縁無縁の魂に追善供養を捧げます。毎年8月8日、黄檗宗独特の読経供養、塔婆供養を行います。法要中、食物を施すことを表すため、まんじゅう撒きもいたします。

季節の行事

「正受寺さくら祭り」
※コロナにより休止

「観月坐禅会」
※コロナにより規模縮小
10月の坐禅会で新しい竹灯籠で境内をライトアップしています。

季節の行事やイベントを開催しています。HPでご案内いたしますので、お気軽にお越しください。

その他行事

月例坐禅会

毎月第三木曜日 夜7時~9時
坐禅(20分×2回)→写経→禅語法話→茶礼

2007年1月より毎月第三木曜日の夜7時~9時で行っている月例坐禅会。休憩を入れながらの坐禅(20分×2回)と般若心経をお手本の上から写す御写経、禅語法話をしています。イスでの坐禅も可能な初心者向けとなっており、禅体験や様々な学び・交流の場になれば!坐禅後のお茶とお菓子、みなさまとのゆっくりとした時間も楽しんでいただければと思います。地元の皆様だけでなく、北九州市や田川市など市外からの御参加の方もおられます。 宗教・宗派・年齢・国籍は問いませんので、興味のある方はお気軽に御参加ください!

※法要・法務のため日時変更もございますので、ホームページ・メール・電話にてご確認ください。

企業・学校研修

事前に御依頼いただけましたら企業・学校研修も実施できます。これまでも全国規模企業の幹部・新人研修や学校研修などの実績あり。坐禅・写経・法話・作務・精進料理(昼食)など、目的・人数・時間の御希望に沿って企画いたします。また、出張研修も可能なため、お気軽に御相談ください。

【行橋市立 延永小学校 発祥寺院】
1873年(明治6年)に正受寺にできた寺子屋 致道校が行橋市立 延永小学校へと発展していきました。小学生が授業の一環で見学に訪れることもあります。