延永小学校 来山
2009年6月29日、母校である行橋市立 延永(のぶなが)小学校 3年生が正受寺にやってきました。
延永小の始まりはこの正受寺の寺子屋からなんです。
明治6年(1873年)、前身となる致道校が創立されました。 (教員2名:生徒62名)
明治20年(1887年)、教則の改正により校名が二塚尋常小学校と改称されました。
その後、明治27年に校舎を現在の行橋市上津熊に新築し、校名が延永尋常小学校と改称なった。
この経緯により毎年総合学習の一環で学生さんたちが訪ねてきてます。
住職は他用で忙しかったために、替わりに私と坊守が説明・接待を。
歴史や当時の学校の様子などの説明をし、校舎があったところ(現在は畑)を案内しました。
子どもたちは難しい歴史よりも、当時の学校の様子や教科・遊びなんかに興味がありました。
建替え前の本堂 (1960年頃撮影)
一番驚いていたのは、この建替え前の本堂の写真。
延永小であったころの本堂ではありませんが、茅葺き屋根が珍しいようです。
このように地域の歴史探索で子どもたちと触れ合い、思い出に残れば幸いです。
今後の交流に繋がっていくことを願っています!