延永小学校 来山
2010年6月17日、母校の行橋市立 延永(のぶなが)小学校 3年生が正受寺にやってきました。
昨年に続いてですが、今年で12年目くらいになると思います。
延永小学校の始まりが正受寺の地であったことで、今年は22名の生徒がやってきました。
住職は他用で忙しかったために、替わりに私が説明し坊守・若坊守が接待をしました。
ちなみに引率の先生は私が小学校2年生時の恩師だったため、緊張しながらでしたが・・・
まずは学校の歴史を振り返りました。
明治6年(1873年)、前身となる致道校が創立された。 (教員2名:生徒62名)
明治20年(1887年)、教則の改正により校名が二塚尋常小学校と改称された。
明治27年に校舎を現在の行橋市上津熊に新築し、校名が延永尋常小学校と改称なった。
この地に小学校があったのは21年間という短い期間でした。
しかし、正受寺の第21代住職で、私の曽祖父である定野 聳山(俗名:安太郎)も通ってたようです。
今回の準備のため資料整理をすると、当時使用した名前入りの教科書が見つかりました。
昨年はこのような資料が見付かってなかったので、今年はより身近に感じてもらえたのでは。
また、昨年は当時の学校の様子や行事、遊びといった質問になかなか答えられずにいました。
そのため少しでも感じてもらおうと、今年は昭和初めに生まれた地元の方に応援依頼していました。
私たちが分からない点は、御自身の経験から色々とお話をしてくださったので子どもたちも喜んでいました。
子どもたちも地元のことを調べ、色々な方とお話しする貴重な機会になったのでは。
また、当時の就学率が50%くらいだったことを知り、学校に行けるありがたさも感じたはずです。
今度行われる学習発表会と今後の交流を楽しみにしています!