4月18日 享保飢饉供養法要 報告
例年は2日間の御説教・法話と法要を行いますが、本年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため法要のみといたしました。
3密を避けるため、できる限り本堂内への立ち入りがないような配置に変更いたしました。
例年は本堂奥に掛けている餓死者指数を記した掛軸を本堂入口にお祀りし、外からお参りいただけるようにしました。
堂内参列は御遠慮させていただきましたが、当日お参りにお越しの方もおられました。
そのため、受付と焼香台も本堂前に設置し、できる限り接触を最少にしました。
また、次亜塩素酸水による消毒、マスクをお持ちでない方々に配布も行いました。
4月18日14時より本堂内にて住職・副住職で読経供養法要をいたしました。
享保17・18年(1732・33)の享保飢饉でお亡くなりになられた旧京都郡内6,050人の御供養・先祖供養をさせていただきました。
また、皆様の健康祈願と共に、新型コロナウイルスの早期終息祈願もいたしました。
本年は緊急事態下での法要となりましたが、できる限りの工夫をして供養法要をさせていただきました。
皆様が安心して暮らせる平穏無事な生活が一日でも早く戻るよう、今後もお祈りいたします。
享保飢饉の時のようにお寺ができる役割を少しでも実行していきますので、皆様一緒に難局を乗り越えましょう!