2022年8月8日(月) 施餓鬼法要報告
施餓鬼会とは迷える魂に食物と仏法の安らぎを施し、自他ともに悟りに到ろうという法要です。
全ての生き物・自然に感謝し、御先祖様や有縁無縁の魂に追善供養をします。
そのため法要中に檀信徒・御参詣の皆様の御先祖供養や享保飢饉の餓死者、塔婆(とうば)供養もいたしました。
また、皆様の健康祈願や豊作祈願、コロナ終息祈願もいたしました。
享保飢饉供養塔も拝塔し、読経いたしました。
有縁無縁の魂を祀る餓鬼壇
成仏できなかった餓鬼さんたちにたくさんの御供えをし、お経の功徳を届けます。
地獄の蓋を開けて餓鬼さんを呼び寄せ、不遇の死を遂げた霊魂の慰めも行います。
その餓鬼さんに届くように饅頭を撒き、御利益を分け合います!
また手作りの旗に豊作祈願や五穀豊穣、病気平癒などの印し祈願いたしました。
御参詣の皆さんは自宅に持ち帰り、1年間お祀りいただいています。
このように一人で貪ることなく、みんなで幸せを分かち合うことができればと思います。
寺総代・村役員・有志の皆様に法要当日の受付や事前の草刈りなど準備のお力添えいただき、御縁ある皆様の御参詣により御供養ができたことに感謝申し上げます。