「九州文化塾」 法話登壇 @アクロス福岡シンフォニーホール

2月19日(水)、「九州文化塾」にて法話してきました!
「九州文化塾」は毎日新聞社とRKB毎日放送(TBS系テレビ局)が主催の文化講座で、1年間での講座申込で参加できる講演会です。
講師陣は有名な方が勤められ、安藤忠雄氏や中尾ミエ氏、元ホークスの熱男こと松田宣浩氏も。
今回は「H1法話グランプリ選抜僧侶」ということで、地元の御縁があってかと思いますがお声掛けいただきました。
開催場所はアクロス福岡シンフォニーホール!!
1800人収容の一流コンサートホールで、H1のなら100年会館の1450人超え。
福岡天神の中心街なのに木が生え森になったビルにあるコンサートホールという大舞台にチャレンジしてきました。
当日朝から会場入りし、会場設営とリハーサル!
ステージに上がるとデカさとシャンデリアの豪華さに圧倒されましたが、開演までの時間がなく即準備へ。
今回用意された縦6mの「釈迦如来」を掲げ、正受寺の三具足(仏具)、広寿山福聚寺の打敷で荘厳。
各自テキパキ準備する姿に、会場スタッフさんも「いつも皆さん一緒で全国ツアーなさってるんですか?」と感心の様子。
2023実行委員長の森圭介師、2019登壇の日野史師のサポートは心強かったです。
リハーサルで流れと立ち位置確認し慌ただしく時は流れ、あっと言う間に開場!
法話の前に13時から変面ショーとミニコンサート。
緊張と高揚感の狭間で昂ぶる中、直前に少しだけ法話確認と練習。
13時30分、開演!!
まず2023登壇僧侶のバイオリン奏者でもある木村恵見師がステージ中央で演奏し、会場が一気に本番モードへ。
バイオリンの音色に包まれた客席中央から、H1の灯火を携えた2025実行委員長である池尾宥亮師が歩いて登壇。
池尾師の声明と木村師のバイオリンの音が響き渡る中、燭台に灯火が燈され「釈迦如来」へ入魂されました。
続いて2021本大会出場で同じ行橋市の舟川智也師がH1についてのプレゼン。
H1のコンセプトと意義、これまでの歴史を落ち着いた口調で紹介くださいました。
25分の法話、初めて法話を一言一句書き起こし、何度も推敲し、猛練習をし挑んだ本番。
最高のステージでの法話に気合を入れ、身震いしながら舞台袖よりステージへ!
まずはツカミで自己紹介と黄檗宗の説明。
H1法話グランプリ2023での法話を実演。
審査員の講評から、結果発表で小谷剛璋師のグランプリ獲得。
大会後、反省と後悔の日々を送っていましたが、禅語「歩歩是道場」で再度頑張り、修正した法話で今日に挑んだこと。
法話を聴いてくださった皆さんが「頑張って、また歩んでみよう!」というなることを願い法話終了。
会場の反応も良く、拍手だけでなく笑って泣いて盛り上がってたように感じてましたが、ジャスト25分!!
やっとH1での悔しかった思いを乗り越えた、納得の法話ができたように思います。
続いて2023ダイジェスト動画!
先程からの登壇者みんなで大会の様子にコメントを入れて、2023を振り返りました。
急遽登壇となったにも関わらず池尾師の説明のうまさに感嘆。
私は天台宗永井義寛師とのH1後の交流、臨済宗梶浦邦康師へのコメント担当。
2023グランプリ受賞シーンで小谷師のアツい涙のアップに続き、次の法話へ!!
「どう考えてもこの流れだと2023小谷師の登壇ですよねー」とさすがのツカミで、2021グランプリの関本和弘師登壇!
融通念仏宗の説明と阿弥陀さんのお話は学び多き御法話でした。
今回、関本さんと初めてゆっくりとお話できる機会になりましたが、宗派のことだけでなく法話について、何より「朱扇ビーム」のアイデアさすがです。
エンディングで全登壇者にて今日の振り返りと2025開催へ向けて!
イオンシネマご協力で映画館同時生中継決定、福岡での会場はどこか?
次へ繋がる盛り上がりの中で閉演。
すぐに会場出口へ向かい、お帰りの皆さんへの感謝を伝えに。
「良かったよー」と声掛けてくださるマダム、DVD買ったよ!と嬉しそうに話し掛けてくださった御夫婦。
会場の外で、毎日新聞の花澤茂人記者とMさん担当で、2021と2023DVD販売もありました。
皆さん笑顔で会場を後になさる中、「ヒロくーん!!」
今日はお坊さん名の弘明(コウメイ)の顔であったのに、不意に呼ばれるその名前。
地元の幼馴染のお母さんが偶然入会してたようで、来場し私の登壇を知ったそう。
お互い涙目になり、小さな頃からの思い出が込み上げた素晴らしい御縁でした。
最後にH1僧侶で記念撮影!
本当に素晴らしい場に法話登壇させていただき、H1での悔しさを消化(昇華)できました。
今後もH1だけでなく、法話や仏教界が盛り上がるよう頑張っていきましょう!!